2023年5月31日(水)

6時起床。ホテルのアラームで起きる。怖い夢を見ていた。ホラー映画のような夢。内容は忘れてしまう。見たくないけど見たい、そんな夢。
酒が抜けていない。シャワーを浴びる。スッキリする。1階の朝食会場からパンと玉子サラダと牛乳とグレープフルーツジュースを貰い、北朝鮮のミサイル発射の速報を見ながら、部屋で食べる。煎茶を淹れる。飲む。
6時45分になったので、ロビーへと向かう。SさんとAさんと合流する。
Timesの駐車場へと歩く。Nさんの車に乗る。Kさんは既に乗っている。途中でOさんを拾う。Oさんがニュースを見て「衛星じゃないの?」と呟く。「衛星と称したミサイルって言ってます」とテレビの内容をそのまま伝える。「衛星もミサイルも角度が違うだけ。他の国は衛星バンバン撃ってるのに何で北朝鮮だけこんなに過敏なんだろう。」と言う。アメリカの陰謀か、加速する妄言『そもそも北朝鮮は何も撃っていない、アメリカの情報工作、敵対心を日本国民に植え付け、戦争準備を…!』が頭に浮かぶ。
今日で終わりだ。7時20分過ぎに現場到着。着替えて、昨日書けなかった日記を少し書いて、煙草を吸って、大便を放ち、向かう。
ラジオ体操あり。
労働。ネタもさほど練らず、屋上を清掃する。水浸しになったバイオランテープ、マスカー、ガムテープ。錆びついたモンキーレンチ。水の溜まったバケツ。散々探し求めていたチリトリたち。
昼飯は緑のたぬき。変なパン。最終日、ここにきて初めて麺類を食べた。この売店に来ることもない。
木で木目模型を作成して、荷物を整理して、「泣きながらネタ場の準備しなよ」とKさんに言われる。「涙でバケツの水溜めますか」と冗談を返すほど仲良くなれてはいない。労働終わりである。
握手。握手。握手。
馴染む一歩手前でそこから逃げ出す、縁を切る、孤独愛好者のくだらん悪癖を、披瀝して。
帰ってきて、母親に来月の予定を無愛想に
伝える。
2日分の日記、かいて、寝る。